
近頃、都市部を中心にハトをはじめ、カラス、ムクドリなどの被害が急増しています。森林伐採による環境破壊と、生ゴミなど餌場となる環境を私たち人間が作りだしていることが原因と言えます。
ハトは春頃、繁殖期を迎え、1日に10数回もの交尾を行います。環境が整っていれば、1年間に7〜8回も繁殖が可能です。また通常、ふ化後10年くらいの繁殖能力を持つため、ハトの個体数増加の原因となています。
食性は大豆・米・トウモロコシ・雑草の種子などを好む種子食ですが、ミミズやバッタなど動物食の食性もあり、雑食性と言えます。都市部の生ゴミなどは、ハトの格好の餌となっています。
ハトはさまざまな疾病を伝播することはよく知られています。主な湿病としてクリプトコックス病、ピジョンオニソージス病、 脳炎、ニューカッスル病、ヒストプラズマ症、サルモネラ食中毒、トキソプラズマ症等が挙げられます。
特にクリプトコックス病は問題でハトの糞の乾燥によって空気中に飛散し、これを吸入すると肺に感染し、死に至る場合もあります。
ハトは雑食性で、また都市部においては餌に困ることはない環境のため、大量の糞を排出します。この糞は洗浄困難な特性を持ち、長期間放置すると金属類を腐食させます。
ハトはさまざまな寄生虫を寄生させています。ダニ、シラミなど数種類の寄生虫が確認されており 、人の生活環境を壊す存在とも言えます。
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