
シロアリは、シロアリ目の総称であり、アリと言っても、むしろゴキブリに近いとされています。 関東では木造建築物に被害を与えるのは主としてヤマトシロアリと呼ばれる種類です。その他に沖縄・九州・四国・関西方面生息するイエシロアリと呼ばれる種類のシロアリもいます。 シロアリは木材のセルロースという比較的柔らかい部分を好み、シロアリの体内に共生する原生動物がセルロースを分解し栄養源としています。 生息場所は湿度が高く、通風の悪い場所を好みます。
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職アリの役目はいわゆるシロアリの被害とされる木材の浸食・分解で、巣(コロニー)に必ずいる女王アリに栄養を運ぶ役割を担っています。女王アリはひたすら子どもを生む役目を持ち、コロニーの存続に励みます。 兵隊アリは外敵の侵入があった場合、活躍する役目を持ち、主にクロアリなどの侵入があるといち早く職アリを逃がし、自らが闘うという習性があります。
シロアリと言っても、いろいろな種類のシロアリがいます。世界中で発見されたシロアリはなんと2000種類以上とも言われていますが、その中、日本には20種類程度のシロアリが生息します。そのうち、建物に被害を与える代表的な種はシロアリはヤマトシロアリとイエシロアリの2種類です。
北海道砂川町を北限としてほぼ日本全国に生息するヤマトシロアリは住宅に被害をもたらす大害虫です。乾燥に弱く湿った場所を好みますが、最近の調査では水を運ぶ能力を備えていることが分かり、乾燥した場所でも被害をもたらす可能性があります。
ヤマトシロアリの移動可能範囲は比較的狭く、ほとんどが住宅の床下などに巣(コロニー)を作り生息します。床下には柱・大引・土台・束柱など住宅にとって重要な部分があるので、一度巣を作られてしまうと、住宅の損害は大きなものになることも少なくありません。また建築中に残された木くず片などあるとかなりの確率でシロアリが存在しますので要注意です。
シロアリは関東では5〜6月の雨上がりのよく晴れた午前中に羽アリが飛び立つことが多いのですが、これはシロアリの分家で、新しい女王・王の巣作りと言えることです。この時期に大量の羽アリを見たことがある場合は大規模なシロアリの巣が住宅内または近隣に存在することとなりますので、要注意です。
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お客様から「羽アリを発見したのだけど、からだが黒かったのでシロアリではないですよね」といったご質問をよく受けるのですが、残念ながらシロアリの羽アリはからだが黒色ですのでシロアリの可能性も考えられます。
一見しただけではクロアリの羽アリと区別がつきにくいのですが、大きな違いの特徴は体の形にあります。シロアリは寸胴で触角が直線的なのに対し、クロアリの体は大きくくびれており、また触角がL字状に曲がっています。
もし、羽アリを発見した時は、この違いに注意して見てみましょう。
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